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自然のワイルドな多様性が地球に生きる私たちを救う【協生農法】

自然界や生物についての興味が尽きない私、もう何年前からかなぁ、どう辿り着いたのかすら覚えてないけど私の関心と重なるところが多く、「実際にこのように生きている方がいるんだ」と新しい風が吹き込んだような感覚になるブログがありました。

「野人さん」「むーさん」の愛称で親しまれている大塚隆さんのブログ「野人エッセイす」です。
野人エッセイす(アメブロ)

多様な植物を一緒に植えることで、ほぼ放ったらかしでも果樹や野菜が育つという夢のような農法を教えており、そのほかにも本当に自然界への造詣が深い方なのです!
山のこと、海のこと、ご自身の経験からたくさんの知恵と考えを綴っておられるブログです。

数年前、上記のブログを普段から仲の良い妹に紹介したところ、元々食や自然に興味のある妹もハマってしまって。私以上に驚くほど野人さんの記事を読み込んでいました。

私自身も、2023年3月から続けているライブ配信地球生活ひと休みカフェ)で食や自然について語っている回がわりとあるのですが、
その中で、現在の日本の自然のバランスの中で、あまりに増えすぎて狩られている野生動物のお肉については、自分で解体するとか食べるという経験をした方がいいんじゃないか……と考えてることをトークしてたこともありました。
それは元々の私の「自然とともに生きる民族の狩猟」についての理解に加えて、野人さんのブログを見て確信が深まったことも関係していました。

つまり、家畜として飼育されている動物のお肉と、自然の中で生きる野生動物のお肉はエネルギー的にまったく別物であるということですね。
いかなる意味でも畜産業をされている方を否定する意図ではなく、ただ、私たちはこうしたことを「エネルギー的な視点からも」理解する必要があると私は思っています。

また、環境等の様々な事情で今、現に狩られている動物たちが多くいるのであれば、それを廃棄するのではなく、なるべく食べるために流通できるシステムを作れた方がいいと私は思います。

とはいえ、私の考えはそうなのですけれども、
ご紹介したブログにリンクのある野人さんのお店でも、そうして処理されたイノシシやシカのお肉が買えるわけですが…
実は、私はお肉がそんなに得意ではなく、購入しても食べられる自信がないために試せずにいます。

自分の思想としてはこうなのに、何でも食べられる人ではない…このあたりが私の弱みなのです😅

そして海の幸、お魚もだいぶ苦手な傾向で、妹と一時期、野人さんの経営していらっしゃるゴーリキマリンビレッジに一度は行ってみようか?という話が出たことがあったのですが、私はせっかく行っても食事面で困るのではないか…と感じて断念しました。
(妹はほとんど何でも食べられます。一緒に育った子供時代はどちらかというと逆の傾向だったのに、いつの間にかこうなってました。)

野菜や果物についても、いつしか私は味の違いが気になるようになり。
旧ブログではライフスタイルや自然栽培の話題と絡めて記事に書いてたことがありますが、主に都内に住んでいた頃それが顕著で、
野菜や果物を食べても「……こんな味だったっけ?」と思うことが増え、よろこびが薄いので、どうしてだろうと考えるようになっていました。

ちょうどそのもっと前から木村秋則さんの「自然栽培」への関心を持ち、本などで勉強してたこともあって、流通している野菜や果物、穀物、食の未来について考えるようになりました。

そんな流れの中、さらに出会ったのが「協生農法」だったのです。

同じ無農薬の農法でも私の理解では、自然栽培は土作りや人間の手によるお世話を重視すると思うのですが、すると手間をかけられる人でないとハードルが高いという可能性はあります。

その点をクリアしているのが協生農法で、専業の農家の方向けというより、誰もが実行しやすい農法なのかな?と私は感じています。

こちらは2023年の12月にTBSで特集された動画です。
わかりやすくまとめられていたのでおすすめします。↓

●農薬・肥料使わず、土も耕さない、多様な作物を育てる「協生農法」の可能性とは【報道特集】

youtu.be

国内の栽培に適していない土壌のほか、アフリカや中国など、気候・環境の違うところでも協生農法が実施できているのがすごいですよね!
また、実際に協生農法をやってみた中学・高校の先生と生徒さんたちの感想も印象的でした。

私が関心を持った自然栽培と協生農法、どちらも鳥や虫や様々な動物、微生物たちといった自然の多様な生き物たちの存在を肯定しているところが共通してます。

彼らの役割を人間の都合で否定するのではなく、肯定して共に生きることで調和するという理解があるということです。

以前からお伝えしてるように、私は「地球を救う」必要があるとは思ってません。
ガイアさんはたくましい、素晴らしい生き物で、自然界はいつだって調和の本質とパワーを失わないからです。

「救う」必要があるのは、私たち自身です。
正確にいうと私たちの「考え(心)」から、なのですが。
私たちが自分たちのアンバランスに気づき、あるいは新しく学ぶことを学んで、調和していくこと。

そのための鍵を自然界は、地球は、いつもふんだんに開示し続け、教えてくれており、私たちの一部であると同時に教師でもあるのです。