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BTSとジミンさんに感謝!これだったという感覚【これも目覚め、新時代へ】

人生には予測もつかないことがあるもので……(この書き出し、既視感ありますね。最近の別の記事でも使ったばっかりです 笑)

私、このたった3日間ほどでBTSに目覚めました。

正確にいうと、BTSというグループのメンバー、jimin(ジミン)さんに刺激を受け、自分の中の何かが……「これだった」という感覚でピタッとはまっています。

何がどうしてそうなり、何を感じているのかの説明が全体に渡りすぎてなかなか難しいので、どう記事にしようか?考えていました。

そんな、おおげさな……と思う方もいるかもしれませんが、私は音楽や表現といったものがとても好きで、それは私の人生の柱のうちの一本といって過言ではない。
これまでも、音楽や作品を通しての神秘体験が多々あり、

私を支えてくれた地球上の「天使たち」とは、そういった音楽を生み出したりパフォーマンスしたりしたアーティストの方々なのだ、と昔から記事に書いています。

ですからBTSを私がこのように関心を持ってよく知る前と後では、
BC(紀元前)とAD(西暦)のごとく、その前と後との違いが出てしまうくらいのインパクトがあります。

BTSというグループ自体はずっと存在していて、世界的な大ブレイクもしてたのですから、情報としてなら私の現実にもずっとあったわけです。
でも、私がその要素に「本当に繋がる」タイミングが今だったのだと思います。

そして振り返ると、昨年から、この流れの「伏線」はありました。

昨年から用意されてた伏線が6日前の記事で再浮上!(これから自分に起こることを知らずK-Popに言及)

まず、6日前にこちらの記事を書いているのですが、

意識の真実が歌に!気分は意外な音楽に同調(Girls' Generation・少女時代)

s-masumi.com

昨年の途中から私は突如として韓国のアーティスト「少女時代」の、とある曲を好んでよく聴いており、その歌詞がすごいなぁと思っていたので紹介しました。

また、同じくらい過去の曲ですが、最近また少女時代の中で急に聴きたくなった曲があり、そちらを今楽しんでるところ!という報告も入れました。

その記事では説明し忘れたのですが、私はK-Popを聴くことはそれまでなかったんです。

私はジャンルとしては長年、主にアメリカのラップやR&Bを好んでいました。
ほぼそれが中心で、流行に関係なくそのとき惹かれた曲やアーティストを選ぶスタイルなので、上の記事内でも言及したように、韓国のアーティストたちの歌唱力や表現力、ダンスのクオリティーの高さはずっと評価していましたが、私個人として特に韓国のミュージックシーンに関心を持っていたわけではありませんでした。

ですから少女時代の曲もそんな風に私が聴いてたのは異例なのです。

韓国の芸能情報をチェックするタイプでもなく、近年は国内外の流行もまず追ってないので、日本の若者のトレンドとして韓国のメイクやファッション、音楽が盛り上がっていても私は詳細を知りませんでした。

せいぜい、古いものも含めれば韓国ドラマや映画の話題作の中にいくつか好きだったものがありましたが、その程度の関心度でした。

ところが、そうやって飽きずに少女時代の特定の曲を聴くことをしていたのが「伏線」で……
私は曲を購入して聴くほかに、YouTubeのMVも好んでよく流していたのですが、そうするとYouTubeのアルゴリズムでおすすめ動画の一覧にBTSが出てきたんですよね(笑)

私も、BTSのMVを一度も見たことがなかったわけではないですが、「私には幼すぎる」とか「アイドルグループ」という印象を抱いて、スルーしていたんですよね。
ダンスや歌唱のクオリティーは高い!と思いながらも、でも、それが韓国水準だと思っていたので、特別に興味は引かれなかったのです。

それが、今回ふと、少女時代からの流れで、YouTube上のBTSのMVを再生してみたら。

今の自分の気分にぴったりで、とてもいい曲だなーと思ったのが以下の2曲。
英語の歌詞の大ヒット曲「Dynamite」「Butter」です。

あまりにもしっくりきたので、曲を購入して音楽デバイスに入れ、何度もイヤホンで聴いていました。
そしてこんなことを感じていました。

「なんて幸福度の高い曲だろう!
これがコロナ下でリリースされたということは、世界中の多くの人の心を明るくしたんだろうなぁ」と。

そんな風に「世界規模の影響」を考えてみたりと、はじめはグループ自体にはまる感じではなかったのです。

●BTS - Dynamite

youtu.be

メンバーを知らない方のために解説すると、ジミンさんはMV冒頭シーンで「バーン!☆」をやってる人ですよ。7人それぞれの紹介は、ファンの多くの動画や記事が説明してるのでここでは略。
両方の曲とも、ダンスも含めて大好きです。

●BTS - Butter

youtu.be

そうやって音だけを繰り返し聴いて楽しんでいたのですが、ふと、
「このハイトーンヴォイス、成人男性でこんな声で歌う人がいるの??」
と、気になってしょうがない歌声の人が一人いたのです。

曲の中でその人のパートになると、たとえていうなら「そこだけ立体で浮かび上がってくるように」私にはくっきりと認識され、どうにも気になって、MVを再生しながら「誰がそのパートを歌ってるのか」視覚的にも確認することにしました。

この時点ではまだ、メンバーたちの名前も何も把握してませんでした。

ジミンさんに釘付け

MVを見るとその声はジミンさんだということがすぐにわかったのですが、私は歌声はもとより、彼の表現力に釘付けになってしまいました。

表情、ダンス、彼のすべてに対して私の中で衝撃といっていいほどの快い動揺と感動があって、
こんな表現ができる人がいるんだ

という気持ちになり、それからは怒涛のようにBTSとジミンさんのことを勉強しました。

ダンスを愛している者の余談

ちなみに、これまであまり熱を入れてこのトピックだけを独立して書いたことはないのですが、私はダンスがとても好きで(自分が踊るのも)、決して専門家ではないですが自分なりに色々思うところあります。

他の分野もそうですが、「形は完璧」とか「技巧はすごい」という人ではなく、内面を表現できる人、情緒を伝えることができる人、魂の伴ったダンスを踊れる人を私はとても魅力的に思い、尊敬します。

それはもう、見るとわかるんです。
どんなに上手で正確なダンスでも、お人形さんみたいに感じられて私は好きになれないということもあります。
一方で、見ただけで「ああ……」と釘付けになってしまうダンスもあります。

ジミンさんのダンスは、
そうか、私はずっと、こういうものが見たかったんだ
と気づくものでした。

出会ってみなければ、そうだとわからなかったけど、これだったんだと。

BTSのメンバーのダンスは全員すごくて、各々の才能はもちろんですが、ものすごい練習量なのだろうなということがわかります。

そのような中で、ジミンさんは繊細さや情緒がほとばしるダンスになっており、スキル的な部分では芸術高校の舞踏科にいたという、他のメンバーとは違うダンスの背景を持っていることと、あとはジミンさんの個性、性格が関係していると思います。

メンバー全員で長いこと宿舎で共同生活をしており、そこにはスタジオもあって、ステージだけでなくダンスの練習の様子をたくさん配信していたこともBTSの人気に一役買ったのでしょうね。
練習という「過程」や「Behind the scenes(舞台裏。このブログのタイトルでもあります!)」にも共に思いを馳せることができるからです。

それからファッション面でも、先のMV出演時のようなカラコン、色とりどりのカラードヘア、アクセサリーや服装を含めたジミンさんのスタイルは好きでしたし、
かといってそれがないとダメという風ではなく、もっと素の自然な格好のときも同じく魅力的で好きでした。

私にとって、男性で「あざとかわいい」という表現がこんなにも似合う人もいるんだ……という体験に、衝撃を受けました。

といって、その背後には自分に厳しく、練習し続け、努力家で、そして漢(おとこ)らしい(こう表現する以外思いつかない)ジミンさんがいるわけですが……

とにかく、BTSというグループについて知りたければ、これだけ大人気のおかげでたくさんの情報がネット上にあり、

公式チャンネルはもちろん、「Run BTS!(走れBTS)」という2015年からのバラエティ番組でゲームや料理、様々なアクティビティを行うBTSの姿を楽しめたり(……これがとても面白く、たとえファンでなくとも普通のバラエティ番組としても楽しいと思いました、個人的には。)

知っていけばいくほど奥深く、BTSの魅力に目覚めてからこんなに短期で色々と知ることができたのは、ネット上に愛をこめてたくさんの情報をあげてくださってるファンの皆さんのおかげでもあります。ありがとうございます。

時代とBTS、兵役のことなど

こうしてBTSを知っていくと、例のコロナ期間に発表された楽曲とMVはBTSの中でも特にポップで明るい、私が以前の印象で持ってたような「アイドルっぽい雰囲気」を押し出したテイストだとわかりました。

元々彼らはヒップホップグループとして活動する計画だったということで、既述の通り私は自分の好みのベースにヒップホップがあるので、BTSのダンスや音楽性の奥にあった基盤がそのようなものだったということは見ていて納得できます。

しかもデビュー曲はギャングスタ・ラップ風で(ギャングスタ・ラップも私が過去に好んでいたもののひとつ)こちらなんですね。↓

●BTS - No More Dream

youtu.be

メンバーみんなが、本当に今とテイストが違っていますよね。
途中からグループの方向性が変わり、ヒップホップグループではなくなっても続けることができたのは、ジャンルを超えた、音楽やダンス表現への強い意志や意欲が全員にあったからに違いありません。

そして私のようにヒップホップが好きな者から見ても、BTSが今のような持ち味のグループに変化して活躍してくれて本当によかったと思いました。

私は、現在はすでに「女性性と男性性が調和しバランスのとれた時代」に移り変わってきていると認識しています。

ですから、ヒップホップ全部がそうだという意味ではないですが、もしBTSもデビュー当時の路線のような「攻撃的主張のスタイル、男性性強め」の表現でいったら……

このように今の時代のアイコンになってはいなかったと思います。

私の大好きなジミンさんもデビューMVでは、キャップにチェーンネックレスじゃらじゃらのラッパー風衣装でダンスを披露していますが

たとえば……2019年のこちらのMV、0:33から歌い踊るようなジミンさん(この曲の歌い出しの妖艶なヴォイスがとても好きですよ)を堪能できる独自のグループになってくれて本当によかった、と。↓

●BTS - Boy with luv feat. Halsey

youtu.be

そこには男性だから女性だからじゃない、枠を超越した個性や表現を感じられて、

服装や髪型やアクセサリーも「自分の好きなもの」をただ選べるようになっていく時代、私はそういう時代に向かっていると感じているので、そんな中でBTSのあり方は世界的な象徴としてぴったり時代にはまったのだと理解しました。

ですが……

韓国では兵役があるんですね。

私もニュースでBTSの兵役のことは認識していましたが、目の端で捉えていただけで、全然自分の関心事ではなかったです。
そう、数日前までは。

ほんとにこういう変化は「ビフォー/アフター」ですよね。
急にそれが自分の関心あるニュース、自分ごとになるんだという。

私が例の2曲を気に入って、BTSに興味を持ち始めたとき、ちょうどジミンさんとジョングクさんが兵役を終えて除隊したニュースがまだしきりにネット上に掲載されていて、
二人が「(その時点で)6日前に除隊された」という記事やニュース動画を興味深く見たのでした。
これまでとは違う新しいまなざしで。

なるほどねぇ……、このようなグループが、兵役のために活動を休止して。
こんなにもダンスや歌の才能があって、プロとしての練習も経験もたくさん積んできた若者たちが、兵役の任務を受けて。

でもそれは特別なことでは全然なく、徴兵制というのはそういうことで。

もし戦争が勃発したら兵士になるだろうし、
本当は常に世界のあちこちで、そのように兵役についている人たちがいて、ひとりひとりがどんな特技や個性を持ち、何が好きで、どんな夢があってとか関係なく「いち兵士として」殺し合いで死んだり負傷したりするんだよね。

それを考えると、韓国という国の当事者でなくとも、これまたBTSのメンバーの件はこれからの時代を考えるためのアイコンになったのかもしれません。

義務としての兵役という「経験」の是非を語りたいわけではなく、現状の世界は今も戦争が前提にあり、
そこに参加する人たちは「集合体」ではなくそれぞれが個人で、ひとりひとりのユニークな人生があるということ。

兵役については色々思うところあったので、また別の機会に書くかもしれません。

というわけでちょうど、私が突如としてBTSの魅力に目覚めた頃、メンバー全員が兵役期間を終えてそれぞれ除隊され、活動できる状態になっていくタイミングで、それをニュースで眺めていました。

デビュー12周年にもなるのだと知り、メンバーの人生がどんどん移り変わっていく中で、ここからどうなっていくんでしょうね。

私が今回BTSを見ていて尊敬したのは、メンバーそれぞれが率直に自分の考えを語ったり心の内を話し合ったりしているところです。
長く共同生活をしていたからこそのルールやコミュニケーションのあり方も関係していたのかもしれませんが、これをできる人ばかりではない、と思うからです。

興味のある方にはおすすめしたいのですが、兵役につくよりもっと前、2022年に一時活動休止を発表したときの動画、日本語字幕をつけてくれている方のものを紹介します。

グループとしての方向性や個々に思っていたこと、今感じていることなどを語っている内容で私は興味深かったです。
はじめはわりとわちゃわちゃと雑談しているので(そこも楽しくて私は好きですが)、その話題のトークが始まるのは21:02くらいから。↓

●【BTS日本語字幕】FESTA2022 防弾会食

www.youtube.com

もちろん仕事上話せないことは多々あり、動画内のジミンのように、それを心苦しく思うと語っている場面もありますが、

つらかったこと、苦しかったことを含めて湧いてきた感情を見つめ、現状を伝えようとし、これからを考えながらコミュニケーションをする姿勢に私は感銘を受けました。

なんというか、国とか年齢とか職業に関係なく、こうした姿勢で生きている人たちがいるんだということが私にはうれしかったです。

最後の一片(ひとひら)、ジミンさんへの感謝

とてもエネルギー的、そして私の個人的な感覚の話になるのですが、
こんなにも記事でふれておこうと決めた背景には、ジミン(敬称略)の個性やエネルギーが私には、決してその才能とか魅力の点が……という意味ではなく、

彼を見ていると、自分と重なるところがあるんです。
ステージ上でというよりかは、メンバーと一緒に色々なことをしているときや、バラエティー的なことをしている最中の様子とか、全面的にですね。

彼のように何でもできる素質とかは私にはないですが(笑)、そのことじゃなく、

「この人生の私が自然と持っていて、失えないものだけど、ここで生きるには排除したり変えなければならなかったりするのかな?と人生経験が増えるにつれて考えていたもの」
彼のあり方においてはそれが輝いていて、自然で、魅力になっていました。
ああそれでよかったんだ、世界には、こういう人はいるんだ。それでよかったんだ。
……というような癒され感があります。

言葉で語るのが難しいですが、自分の中に当たり前にあってもそのままでいると壊されたり踏みにじられたりしかけていた(少なくとも自分ではそういう感覚を味わってしまった)ものを、
べつに壊さなくていいんだ、その輝きにまっすぐ向き合う人たちもいる、そういう世界もあるんだと、

私が心で見ていた世界がしっかり存在するということが、わかったのです。

私にとってはこれが、今必要な何かの「最後の一片(ひとひら)」のようなものでした。

こういう風に突然何かに惹かれるとは思ってもいなかったけど、時代のアイコンになるような人たちの存在というのはそういうものなのかも。

バラエティ場面紹介。

バラエティがOKな方で、BTSをまださほど知らないという方はこれらを見てみてください。

いずれもファンの方々(ARMYと呼ばれます)が編集し、日本語字幕を入れて作成しているYouTube動画からピックアップしました。

ひとつめの動画のゲームは、水を浴びすぎていて心配になるほどですが……各ラウンドごとに禁止動作やワードが設定され、それをすると水が噴き出してしまう仕組み。

動画全体が面白いのですが、あえてピックアップするなら「食パンに入ったレーズン、好き・嫌い討論」(8:00から)

……レーズンパン嫌い派のジミンの演説、そして神々の食べ物に発展するRMさんの反論に対し、「(ギリシャ・ローマ神話の神々の食べ物は)ワインだよ!」の一声は、水のようにお酒を飲み干すジミンらしい反応ということで、動画作成者さんがツッコミを入れています。

さらに、好き派のVさんの「レーズンの入ったパン、ハワイアンピザ、ミントチョコ……(ミントチョコ論争も過去の回であったらしい)それらは全て、世界を発展させるために挑戦しているのです」という名意見。

MV内での優雅さとはうって変わってオラついているジミンや、他のメンバーたちのほほえましい個性が見られます。

●【BTS 日本語字幕】Run BTS! ep.132

www.youtube.com

もうひとつは、アクティビティ挑戦系から。
エアリアルヨガに挑戦する回。
(バンタンとはBTSの韓国語表記「防弾少年団」の略語です)↓

●【BTSヨガ】無理だと悟ったバンタンが面白すぎたw【日本語字幕】

youtu.be

現代舞踊経験者のジミンさんがかろうじて先生が指導する際のお手本になってますが、あれだけ踊れる他のメンバーたちの苦労っぷりが意外なような……ポージングの舞台裏に笑える回です。

最後に、
情報量が多くなりすぎるので盛り込んでいませんが、私が古代神話や歴史を扱っていた流れと、このように今、韓国文化に興味や親しみを自然と持ったこととは、やはり関連性があると認識しています。

それはまた別の記事で、
To Be Continued……