外をこんなにも参考にできない日が来るとは考えていなかった、
冷徹に、静かに、見通すように、
自分の心の中だけで照準が合っていくこと。
表層の空騒ぎも、移り変わる色彩も、しゃぼん玉の表面を滑っていくだけで、
内部とは関係がない。
Hell, Heaven, Hell, Heaven,
すべてが虚であり、
コアはあるが、それはもっともらしく言われている「無」などではない。
外に照準を合わせている頃は楽しかったかな、
たくさんのお芝居を見ているようで。
チャンネルごとの番組を見ているようで。
それは、魂にとってはコアを忘れさせる娯楽であって、
気を逸らすためのもので、
Heaven, Hell, Heaven, Hell,
そういうものが存在しているというフリをするのは楽しいね。
静かに、静かに、進行中。
本当にあるものは何なのか。
見えるものに頼るのでなく、
経験に頼るのでもない。
心の照準が合ってぴったり重なると見えるもの。
それを知るということが。
静かに、静かに、進行中。