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ブログ名変更、今のブログコンセプトとBehind the scenesの意味

ブログ名を、masumiの「what's new」から「behind the scenes」に変更した。

名前を変えたのは結果として……で、その前にブログのコンセプト自体を考え直していたので、この機会に記しておこう。

メインの執筆の場以外にブログを使用し続けているわけ

このブログを昨年(2022年)9月から使い始めて今まで3ヶ月半ほど経った。
ブログの用途については、当初から差しあたっての意義は納得しているものの、「どうするかなー」と度々自分の中の課題として心に上がっていた。

というのも、ブログのみを利用していた前ブログの頃と違って、執筆の場としてはすでにnoteを使っているため、今やブログはnoteに対するサテライト的な位置付けだからだ。

かといって、他にSNSやサイトを持たない私は(更新終了したブログを除く)、ウェブ上の場をnoteだけに絞ってしまうと複数の点で不都合がありそうだと感じていた。

たとえば自分のアーカイブとしても、その中から特定の記事を見つけるにしても、ブログの方がずっと使いやすい機能が充実している。

それからnoteでは、私の体感だと新着記事を含めて、自分個人のページではなくnote全体の中ではという意味だが、記事がきれいに埋もれる傾向にあって、
「いくら更新をしても、私のページを知っている人しか見つけられないだろう(全体の中ではかなり目につきにくい)」
ということも思った。

まあ、noteを3年以上使い続けている中で、ほんとにさらっとしかnote公式のトップページをチェックしたことがない私が言うことなんで、どのくらいこの印象が正確かはわからないが。

もし自分のサイトをnoteだけに絞ったら、知ってる人しか辿り着けない孤島みたいな感じになるだろうと(重ね重ね、個人の感想)。

その点、SNSなりブログなりもうひとつ自分の場があれば、noteで公開している記事への橋かけが作れる。

こうした複数のメリットを思った上で、私にとって使いたいSNSはなかったので、ブログを使用することにしたのだ。

文章と文章のバッティング

しかし執筆という面では、書きたいことを全部noteの記事に込めて放出しているので、置いておけばいい静的なサイトではなく「更新していく形式」のブログで何をするか?というのが課題になってしまった。

これは実は前ブログ時代から、noteの使用を始めた後にはすでに始まっていたことだ。
ただ、ある時期まではまだ講座の開催など他の情報も載せていたので、ブログの用途が複数あった。

けれどもその後は、noteの更新情報と記事紹介をブログに載せると、
「文章と文章のバッティング」
になってしまい、これがなかなかに苦労するのだ。

自分がすでに記事として仕上げ、出し切ったものを、また「同じく文章で」説明するというのは私には難しい。
本当はもはや、言いたいことはない。
記事を読んでくれ!
ということで完結してしまうのだ。

ただ、有料noteは購入前に見える部分が限られているため、購入を検討する人のことを考えると、何かもっと説明があった方が選びやすいかな、とか、どういう人におすすめかなどが示してあると、読むとっかかりがつかみやすいかな、と考えて紹介文を書き続けていた。
果たして実際にそうなのかどうかはわからないが。

ちなみに、
更新情報はい、ドーン!(リンクが貼られている)これだけ!
という形式は避けたかった。
ブログを訪問した人にとって、つまらないだろうと私は思ったからだ。

いやいや、更新情報を伝える用途ならそれでもいいじゃん……とも言えるし、そこは個人差あるだろうが、とにかく私はそう思っていたのね。

で、結果が文章と文章のバッティングだ。

noteの公開を終えて「やり切った!」と思った後、さあてこれについてのブログを書くか……と、もうひと山ある感じだった上に、そこでは絞り出さないともう言い添えたいことは何もないのだから、このスタイルはやがて変えざるをえないなと思っていたのだ。

たとえばブログでは写真を載せたいとか絵を載せたいとか別の目的があれば、ときどき上述のような「更新情報だけの記事」が入ってもいいなと私も思えるんだけどね。

それで、なぜ「What's new」だったか

ブログ名が今まで「what's new」だったのは、そんなわけでnoteの記事の更新情報と紹介がメインとなるサイトを考えていたから。
他に載せる可能性があるのは、今は休止中だけど、いつか「日時を決めて開催する講座」をする場合のお知らせだとか。
そういう内容のブログを想定すると、浮かんだ名前がこれだった。

what's newは更新情報という意味のほかに、カジュアルな挨拶として、
「やあ、何か変わったことあった? どうしてる?」
みたいな、近況や調子を尋ねる感じで使われる語だ。

その気さくな感じもちょうどいいなぁ!と思って、採用したのだった。

けれども現在までの間に、「自分の記事(文章)の紹介を、ブログ記事(文章)でする」ことの限界を感じているから、こりゃブログのコンセプトごと見直したいなと。

Behind the scenes・舞台裏

ネット上では、「裏アカ(裏アカウント)」などのように「裏」という表現が使われることがあるけれど、私の場合はそういう使い分けはないものの、あえてnoteを「表舞台」と設定するならば、このブログは「舞台裏」に設定できるな、と思いついたことから、それを意味する英語、
Behind the scenes
をブログ名にすることにした。

私はこの語は、自分の好きなアメリカのミュージシャンのミュージックビデオのメイキングだとか、ツアー中の舞台裏の様子なんかのドキュメンタリーで親しんできた。

映画や番組制作の、放映された部分以外の公開時にも使われる表現だし、裏話や秘話という意味もある。

ほかには、文脈によっては黒幕とか裏工作という意味もあるけれど……そちらは私の意図ではない。

ウィットを込めて、ちょっと遊び心で、
「はい、こっちは舞台裏ですよー」
というコンセプトをブログに設定した。

具体的には、今後もnoteの更新情報は載せるけど、特に必要を感じなければ何も文章は書かず、書いたとしても現Twitter(140文字)くらいの短文にできたらいいなと思っている。
文字数はあくまで、そのくらい簡潔にしたいというイメージ。
ただ、各記事執筆の「背景」は、書きたいことがあれば引き続き書いていく。

これまでときどき記していた、記事紹介における「こういう人におすすめ」という表現も、かえって先入観を与えることにもなり得る(制限になる)と常々思っていたので、意図的にそれを示したいとき以外は控えるだろう。

ある意味、私は「出しっ放しであとはゆだねる」ことを今学んでいるのかもしれない。
親切心やお節介に見えるものは、恐れから出ている場合もあるからだ。

そしてBehind the scenes, 裏話や舞台裏と言えるものがどれだけあるかは未知数だが、そういえばこの記事だってそれに該当するよね。

以後はこんな方向で、当ブログの使い道を探っていこうと思う。

【後日談はこちら】
サイト名にひねり、やはり不要になる【再々変更】

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