ちょうど昨年12月のクリスマス前に、偶然YouTubeでクリス・ブラウン(Chris Brown)の「It's Giving Christmas」という歌に魅力を感じてから、私の中で静かなクリス・ブラウンブームが訪れてます。
旧ブログでも何度かクリス・ブラウンには言及して、その頃聴いてたアルバムの中から訳しやすそう?だなと思ったLyricsを試みに翻訳したりすらしてたのですが。
★Paper, Scissors, Rock (Chris Brown feat. Timbaland and Big Sean)の歌詞翻訳 - BEATS AND LOVE
そのくせ、それほどアーティストとしてのクリスのビッグ・ファンではなかったのに……。
まず、普段はクリスマスソングなんて聴かない私が気に入った「It's Giving Christmas」を筆頭に、その曲が含まれてる「BREEZY」アルバム(2022年発売)をiTunesで購入し。
(曲のYouTube動画を再生したい方はこちら↓)
●Chris Brown - It's Giving Christmas - YouTube
(※「It's Giving Christmas」が含まれてるヴァージョンはこちらのアルバム。通常版には入ってません。↓)
●「BREEZY - It's Giving Christmas」
そのアルバムのテイストが元々R&B好きの私はかなり気に入って、なんというか、
……ああ、R&B音楽の古くからの持ち味がこんなにも出てる!これをクリス・ブラウンが!? と驚き、彼の実力を再確認。私の中で評価がぐんと高まりました。
それまで私はクリスを歌そのものよりダンスを含めての評価をしていて、表現者として歌とダンスがすごいな!という印象を持ってました。
でも「BREEZY」アルバムで今までよりも低音ヴォイスの活用など表現の幅を感じ取り、ああ、歌だけでもかなりいいなと思えるように。
そしてつい先日こちらの記事内でふれた、
★「存在のミッシングリンク・探していた答え」
私が執筆したnoteの過去記事に「この曲が合う!」とクリスの曲を紹介してたブログ記事があるのを思い出し、↓
★「作品『コラージュ』にぴったりの音楽見つけた(Chris Brownの曲紹介)」
そちらでは「Don't Wake Me Up」という曲を単体で載せてるのですが、その曲が含まれる「Fortune」(2012年発売)アルバムを私は全部通しで聴いたことがなかったな…と。
さっそく試聴したら、アルバムの世界観とEDM※を多く取り入れた雰囲気も含めてはまってしまい、iTunesで購入しました(※エレクトリック・ダンス・ミュージックの略)。
このアルバムはジャケットもそうですが近未来的なモチーフ、SF世界のコンセプトが含まれてるので、アルバム内のMV(ミュージックビデオ)がある曲に関しては視覚的に見るのも面白いです。
あと、ラッパーが客演してるヒップホップの曲もしっかり含まれてます。
順序でいうとこちらの「Fortune」アルバムの方が「BREEZY」アルバムより古く、クリスの歌唱表現の豊かさは「BREEZY」アルバムの方が極まってると思うのですが、「Fortune」アルバム特有の広がりのあるサウンドが今の私の気分にぴったりで、そこから得られる情感・情緒を味わいながら聴いてます。
「Fortune」収録の現時点での私のピックアップ曲を、Chris Brown公式YouTubeより載せておきますね。
●2012 - Chris Brown
●4 Years Old - Chris Brown
どちらも歌詞もけっこう好きで。英語Lyricsを見たい方は以下のGeniusサイトのリンクからどうぞ。
●2012
●4 Years Old
……でも全曲聴いて、私が最も好きなのはこの曲なのかも。結局ヒップホップど真ん中。
●Oh Yeah (Rarities & B-Sides) - Chris Brown feat. Snoop Dogg & 2 Chainz
実は私はクリスがシンガーとしてだけじゃなく「ラップ」するときがかなり好きで、この曲でも0:55から始まる彼のラップパートを楽しみにしてます。
Chris→2 Chainz→Snoop Doggとラップが続きますが、私はクリスと、最後の方のスヌープのラップ(3:15から)がかなり好きですね。
低音が気持ちよく響くビートといい、スヌープのラップの妙といい、こういう曲を聴いてると私は自分もいつのまにか男性ラッパーの気持ちになって「野郎モード」に入ってしまい、「Dope!」とラッパーたちに心からの賛辞をおくりながら聴いてしまうのです。