スピリチュアルとか精神世界、意識の使い方の話で、自分自身のパターンから抜けるとか、変えたい状態を変えるとかについて、自分では「心からそうしたいのに……」と思いつつもそうならない「難しさ」を感じることがありますよね。
それはまだ自分の心に「分裂」があり、「統一」されてないからなのですが。
そういった説明・解説は過去にたくさんしてきたのでここでは省いて。
私自身が「このポイントに到達すると自然と変わる」と実感してるのは、それ（手放したいパターンや変えたい何か）を持ち続けるのに「飽きた」ときです。
別な言い方をすれば、「やり切った」「お腹いっぱい」とわかるときかな。
あのね、理屈じゃなく「あ、もういいわ」と感じるんですよ。
「なんかもう、これじゃない」って。
そこにエネルギーがゼロになるんです。引き、がなくなるんです。
引きというのは、ネガティブな引きでも、ポジティブな引きでも、同じです。
この世界は二極性の表現をとるので、どっち側と感じていても引きは引き。
その「引き」自体がゼロになるんですねー。
なので、同じパターンに沿おうとしても、「あれ……？」と、なります。
立ち止まります。
「私、本当にこんなことしたいんだっけ？」
と、自分で考えるようになります。
同じパターンで自分は満足しないこと、何も埋められないこと、そこに自分の欲しいと思ってた何かが「まったく無い」ことがわかるんです。
この感覚、私は今までも自分の発信活動の中で話題にしてきたことがあるのですが、
今の私ならば、「飽きる」というより、以下のように表現したいです。
お笑いの芸人さんが、コンビで、ノリツッコミをしてるとき、
一方が同じパターンでボケ続け、一方がそれにリアクションをし続ける。
しかし、終わりのタイミングで、ボケに対して相方がこう言います。
「……って、もうええわ！」
（手のひらを見せながら相手の胸を軽くたたいてもよし）
そして二人できっちり気持ちのよいタイミングで、
「ありがとうございましたー！」
で、頭を下げて、舞台から去るのです。
これ、
今の私に言わせりゃ、これだね。
自分自身の繰り返してた心のパターン、変えたい何かは、あるときもう自分自身で、
「もうええわ！ありがとうございましたー！」
になるのです。
心からそう感じたときには、もう、別の自分に「なってしまってる」のです。
わかっちゃったから。
ええ、これは私、やり切りました。
わたくし、本当の自分とは何かを忘れ、ボケ倒しました。全力で。
はいっ、もうええわ！！ありがとうございましたー！！！
