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粛々と整理してます【スピリチュアルな鋳型の整理】

これまで「手放す」という言葉は、私たちそれぞれが自分の「内を扱う」という話題の際に、ずいぶん使ってきましたよね。
手放しましょう、統合しましょう……よく聞く言葉だったと思います。

私は今は、手放すというより「整理作業」をしてると言う方がしっくりきてます。

結局、手放すといっても全部が自分の内にあって、その中で何にスポットライトをあてるかが「経験」だから……
全体自己としては、あらゆる情報が自分の中にあり、アクティベートしてるものが「現実の経験」と感じられるよ、ということです。
現在起こってるように見える体験はもちろん、過去の情報と思ってるもの、未来の情報と思ってるもの、すべてがそう。

この話はちょうど、先日のライブ内での「すべてはある。消すことはできない」という話を理解できた方には、意味が通るでしょう。

手放すというと、「自分の中からなくなる」感じがするかもしれないけど、整理、スポットライトを外す…というとまた違った印象になるのでは。

振り返ると、昨年から最近までの流れの中で私は、(トーク内で固有名詞をあげて説明するのはわりと異例なのですが、)精神世界・スピリチュアル分野において影響のあったものの「整理」も話題にしてました。
(ライブ配信のアーカイブ紹介記事一覧はこちら

時代は違えど、有名どころの「A Course in Miracles」や「バシャール」、それぞれに言及した回がありましたね。

これまで色々な書籍や教えにふれてきたわけで、もちろん私自身の内で長年かけて学んだことや導きを第一にした関わり方でしたが、
直接グループに属したり参加したりということはなかったものの、一定期間学んで影響を取り入れていたと思う内容のあれこれが、もはやハマらなくなったことに気づいたのです。

スピリチュアル情報の鋳型をゼロに還す

コースと結びついていたエネルギー、終了

コースについては昨年の8月のライブで、この本とは私的な縁が濃かったので、最終的に私が辿り着いた個人の発見や思いを語りました。
そのすぐ後にエネルギー的な「〆(しめ)」となる体験がさらにあって、何かが終了しました。

ただ、ライブで話していたときはまだ「最後のプロセス」の最中で、
しかもコースには学習者やスタディーグループ、ファンがたくさんいるのを知ってるし、著者たちの名を出して話すしで、「どこまでストレートに語ろうかなぁ」とドギマギしながら配信をスタートしてたんですよね、私個人のこぢんまりしたライブとはいえ。

そんな状態だったので、コースの情報にまつわる説明もところどころ間違えたり、アーカイブを後で聞くと表現がややズレてたりもして、
たとえば凡ミスですが「Manual for Teachers」を「ティーチャーズマニュアル」と言ったり、「Workbook」の365個あるレッスンを、一年分と説明しながらも「360日かな」と発言したり(笑)、まぁドギマギの心理状態がよく出てしまってる配信になってたのですが。

それでも、パート2まで語る長めのライブになり、私がコースの体験から引き出した本質的な発見をアウトプットする目的は果たせたと思います。

とはいえ、表現を和らげるなりストレートに言わないよう気を配るなりしながらトークするのは疲れるもんだなぁとも思いました。

2025年の初noteでは、「オブラート、なくします」と書きました。
発言に気をつけるのはいいんですが、婉曲な表現をすると伝えたいことが伝わらないこともあるので、今年はできるだけそれを改めようと。

コースに関しては、だからといって、追加でトークしたいような内容はもう何も残ってないです。

バシャさんとの方向性の違いがハッキリする

そしてもうひとつ、昨年の12月にはライブで「私とは今は方向性が違う」とバシャールについて言及しました。
トーク内でも説明しましたが、教え自体はとても参考になる、おすすめできる内容が多いのですが…。

日本で出ている書籍でいうと、近年の対談本シリーズは私はほとんど読んでませんが、昔のセミナーを本にした単行本は教えの基礎を理解するのに役立つ内容でしたし(時代が変わったので、情報としてはだいぶ古くなっているところもあります)、
日本語訳のないものでは、私ならアメリカ現地のセミナー録画内のQ&A(参加者が質問し、バシャールが回答する)が優れた内容だと思っていて、バシャールコミュニケーションズ公式サイトから各回の動画を購入しないと全部見ることはできません。
かつては公式サイトにわりと長めの紹介動画が載せられており、今もハイライト動画は掲載されてるのですが、昔に比べるとだいぶ短い切り抜きになってます。

近年YouTube上で見かける日本語訳がつけられている切り抜き動画は、部分的なので真価が見えづらく、本当に興味のある人は英語を理解できるならフルの録画を見る方がいいです。
実は、教えの内容は深いのでね。カウンセラーとして秀逸ですしね、バシャールは。

……と、褒めつつ、
12月のライブで言った通り、私は一例を挙げるとハイブリッド計画(グレイ種と地球人とのハイブリッドたちが宇宙船内で生まれていて、彼らはオープン・コンタクトに向けて地球世界に参加する準備をしており、やがて一緒に暮らすようになるというバシャールの話)など、具体的な情報の部分には昔からときどき違和感あって、
それが無いだろうという意味ではなく、その流れに重きを置くとかが……ですね。

この時期ですから、そういった具体的情報もすでに遠い未来の話ではなく、人生の延長上に想像しやすくなりました。
私のエネルギーが自然と描く(内で自分が知ってる)未来と一致しないところが目立ってきて、以前ならその違和感をスルーしてでもときどき取り入れる分にはバシャールの情報に有用性を感じていたのですが、

今では、私には、そこまでの引きが起こらなくなってしまいました。
情報の質が落ちているとかではなく、私自身にフィットするか・しないかの感想です。

このように、これまで意識してきた精神世界の知識や、ある程度興味を持ってアクセスしていた情報源にも整理整頓の波が訪れ、
ああ、「独自路線」に集中する時期なんだなと実感したわけです。

人によるけれど、大勢向けの教えや情報がしっくりこなくなる人は一定数いるかも。

蔵書だった夢の本も……

あと、私の場合、夢の理解や解釈は自分自身でするのですが、
ずっと昔に買って夢の解釈の参考にしていた1冊の本を、手元に残していたのです。

それがなんと、今見るとまるで「かみあわない」という感じが強くて。
かえって自分の夢を理解することからズレる内容の書物となってしまい、これも整理の対象になりましたね。
その本にあるシンボルの解説がいつか役立たなくなるだなんて、昔の私は想像してなかったので感慨深いです。

いずれの鋳型も、学んだことや理解したことを自分で咀嚼し、実用も含めて経験した上で、他者に伝えるときは私自身の内から湧き出る言葉で話すようにしてましたが、
そのような使い方でもなお、「終わり」があるんだと。

あなた自身が光の柱

これって、外側に参照する自分の正誤表や、頼れる情報を設けること自体がなくなっていくことなんでしょう。

ますますダイレクトに内から情報を引き出し、
自分自身が別次元とここを繋ぐ「柱」になるという感じですね。

依って立つところは自分自身――それは今までもよくわかってきたつもりだったし、
そのことが「他者と協力できない」とか「他の存在のサポートを受けない」ということではないんです。

でも、ここからは内なる光が指針であり、材料であり、それによって創造するんだということが際立ってきてるようです。

創造の新しい段階においては、すでにスポットライトをあてていた諸々を整理整頓することでスペースを空け、
純度の高い自己のエネルギーが出てこれる「道を開ける」必要があると感じてるんです。