「あ、そうなっちゃいます!?」という意外性が好きだ。
このフレーズそのものは、振り返るとかなり昔のことになるのだが、私が当時けっこう好んでいたお笑いコンビ「ハイキングウォーキング」さんが、ネタの中でよく「そうなっちゃいます?」と言っていた。
人生の中でものごとが意外性を見せて展開していくとき、私にとっては主にうれしいことで「そうなっちゃいます!?」と驚きがちだ。
ひとりでにそうなっちゃった、こんな風になるとは思わなかった!
そんなうれしさ、予想してなかったワクワク、人生のサプライズ。
でも、これがパラドックスなのだが、そういうときには「どこかで知っていた」「どこかでわかってた」という感覚も確かに伴う。
表層では意外性にびっくりしてても、深いところでは「うん、知ってた」と思ってる。
で、この話題におけるここ数日の実際的な話をすると、私は前回、前々回の記事で説明した流れで、普段見てない「アクセス解析」などで自分の持ってる様々なサイト(YouTubeチャンネル含む)のビュー数、訪問してくれてる人たちがどこからアクセスしてるのか、などを見ていた。
普段見てないだけに(ここ、強調したくないんだけど事実だから仕方ない)、よく見てみると面白さがあって、意外な発見もあった。
私自身の漠然とした思い込みが、見事に剥がれたのだ。
私は、この現サイトが、昔のように「読んで面白い文章」を載せてない…そういうものはnoteの方でやってしまってるという負い目というか自分の考えのせいで、「弱小サイトである」「ほぼ見られてない」と思い込んでいた。
ところが、自分の持ってるサイト内での比較ではあれど、当ウェブサイトは頼もしく、しっかりと私の各活動へのアクセス元を担ってくれていることがわかった。
え、このサイトがそんなにも足場になってくれてるの!?と、これまで注目してこなかった自分の一部を「役立ってくれてたんだねー」と、再評価するような気持ち。
そしてこれは、私にとってはとてもうれしい。
何か、あきらめていた自分の一部への愛しさを、復活させるような体験なのだ。
人生の中の「え、そうなっちゃいます!?」は、いつも、私にはうれしい。
秘めた自発性、自分自身の隠れた「Spontaneity(自発的であること、のびのびとしてること)」を発見するようであるから。